モンダミンプレミアムケアを徹底解析！どんな人におすすめ？

こんにちは！元オーラルケア製品開発者のしーか先生です！！

みなさんはモンダミンプレミアムケアという洗口液を知っていますか？？

洗口液のため簡単に使用できるのに、お口のトラブルをまるごとケアできてしまう優れものです。

洗口液のメリットはなんといっても手軽に使えることにありますからね！

なんとブラッシングを必要としないのに、以下の効果が期待できます。

❑ 虫歯予防

❑ 歯肉炎予防

❑ 出血予防

❑ 歯垢付着予防

❑ 口臭予防

❑ 口中浄化

❑ 口中爽快

そしてなんといっても歯をコートし、菌の出す酸から歯を守ってくれます。

この記事では、そんなモンダミンプレミアムケアの成分や特徴、どんなかたにおすすめかまとめています。

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モンダミンプレミアムケアとは

モンダミンプレミアムケアは、アース製薬株式会社が販売している洗口液モンダミンシリーズの製品です。

1987年にシリーズ最初のモンダミンが発売され、日本の洗口液市場でトップシェアとなっております。

洗口液はその名の通り、口を洗う液体のことで、製剤を口に入れ、ゆすいで吐き出すだけでケアができます。

似たもので液体歯磨きという部類もありますが、液体歯磨きは「歯磨き」のため、ブラッシングが必要となります。

参考

意外と知らない？洗口液と液体歯磨きの違い！

しーか先生のオーラルケア

モンダミンは、近代的なという意味の「modern」と私の友達、恋人を意味する「mon ami」が由来となります。

そんなモンダミンですが、現在のラインナップは次のようになります。

❑ ペパーミント

❑ センシティブ

❑ ストロングミント

❑ プレミアムケア

❑ プレミアムケアセンシティブ

❑ プレミアムケアセンシティブプレミアムシトラスミント

❑ プレミアムケアストロングミント

❑ NEXT歯周ケア

❑ NEXT歯周ケアセンシティブ

❑ NEXT歯ぐきケア

❑ NEXT歯ぐきケアセンシティブ

❑ ナイトクリア

❑ モーニングクリア

❑ メディカルクリア

❑ フッ素コート

他にも子供向けや濃縮タイプもあります。

さすが日本一売れているだけありますね！

通常のモンダミンは、ポリリン酸ナトリウムといった美白ケアに欠かせない成分が入っているのが特徴となります。

しかし、モンダミンプレミアムケアはポリリン酸ナトリウムは配合せず、塩化セチルピリジニウム、グリチルリチン酸ジカリウム、トラネキサム酸を配合しております。

そのため美白ケアはできませんが、歯周病や口臭の予防ができます。

美白ケアは歯磨き粉に任せて、歯周病や口臭のケアをモンダミンプレミアムケアで行うのも良いですね！

モンダミンプレミアムケアの成分解説

それではそれぞれの成分を見ていきましょう！

有効成分

セチルピリジニウム塩化物水和物：カチオン系（プラスの電荷を帯びたもの）の界面活性剤で、菌の表面構造を壊すことで殺菌します。そこから、歯周病、口臭の予防に効果があります。

トラネキサム酸：パッケージに「歯茎の出血を防ぐ」と記載できる唯一の成分です。ただ、構造が似ているε-アミノカプロン酸も同じような効果が期待できます。化粧品にも使われる成分ですね。

グリチルリチン酸ジカリウム：甘草由来の成分で甘みがあります。肥満細胞の遊離を防ぐことで、炎症を防ぎます。そこから、歯周病の予防効果が期待できます。

湿潤剤

濃グリセリン：化粧品でよく使われているグリセリン。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

溶剤

エタノール：よくアルコールと呼ばれるのが、このエタノールです。配合量が多いとお酒っぽい味がします。さっぱり感を出したり、水に溶けなく、油に溶けるものを溶解する時に使います。

香味剤

香料：歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、モンダミンプレミアムケアでは「プレミアムミント」が使われてます。

キシリット：いわゆるキシリトールで、ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

スクラロース：少量でかなりの甘みが出る人工甘味料です。人工甘味料の中で雑味が少なく、良い甘みが出ます。

pH調整剤

炭酸水素ナトリウム：よく重曹と言われるのが、この成分です。重曹は汚れ落ちがよく、磨き終わりのさっぱり感があります。

水酸化ナトリウム：pH12～14くらいの強アルカリ性の原料です。製剤のpHを上げる役割があります。

可溶剤

ポリオキシエチレンセチルエーテル：歯磨き粉で可溶化（油と水をなじませる）するために、配合される成分です。可溶化の性能がよく、油の分離を抑えてくれます。

洗浄剤

アルキルカルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン：正式名称は2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダジリニウムベタインです。長いですよね？よく口にしていたので、名前も暗記しています。両性の界面活性剤で、細かいが泡がたくさんできます。

エチレンジアミン四酢酸ニナトリウム：エデト酸と呼ばれる成分で、エチレンジアミン四酢酸ニナトリウム塩（EDTA-2Na）を指します。よく化粧品にも使われる成分で、カルシウムやマグネシウムなどの金属イオンをキレート（取り込む）することができます。不純物をキレートすることで、製剤を安定化することができます。

歯のコーティング剤

白色セラック：歯をコーティングすることで、菌が出す酸から歯を守ります。

パラベン

フェノキシエタノール：化粧品で保存剤・防腐剤としてよく使う成分で、殺菌効果があります。歯磨き粉では、配合上限が決められており、かなり苦味のある成分です。

パラベン：パラオキシ安息香酸エステルの略称で、パラオキシ安息香酸メチルやエチルなどをまとめて言います。歯磨き粉は、2次汚染と言って歯ブラシにつける時、菌が移って増える可能性があります。このパラベンは、その2次汚染を抑えてくれます。少量で菌の増殖を抑えてくれるため、開発者としては入れたい成分となります。

着色剤

黄色4号：歯磨き粉に使用可能な黄色の色素となります。歯磨き粉の特徴的な色の要素です。