こんにちは!元オーラルケア製品開発者のしーか先生です!!
「外が暑くてマスクを外したい。」
「政府が外して良いって言ったからマスクを外したい。」
そのように思ってるかたは多いのではないでしょうか??
ですがマスクを取って口元を見られることに抵抗があるというかたが多く、夏本番にも関わらず6割以上のかたはマスクをし続けています。
この記事では、
❑ マスクが外せない理由
❑ マスクが外せない理由を解決する方法
をまとめております。
それぞれの悩みを解決して、脱マスクを目指しましょう!
マスクが外せない理由
マスクが外せない理由につきまして、株式会社ロッテが2023年の4月下旬に調査した結果があります。
マスクの着用状況は次のようになります。
66.5%のかたは、「特に変わらず、できるだけマスクを着用している」と回答しており、「シーンに合わせてマスクを外すようになった」が26.5%、「常にマスクを着用しなくなった」と回答した人は3%という結果です。
それではマスクを着用し続けている人はどういった理由なのでしょうか??
その結果は、次のようになります。
半数以上のかたは「感染を防ぎたいから」と回答しており、「周りが着用しているから」という日本人らしい回答も51.1%と半数以上を占めています。
その中でも、「口元を見られたくないから」が17.2%、「口臭が気になるから」が5.4%とお口に関する悩みも一定数あります。
マスクが外せない理由を解決する方法
それでは、マスクを外せない理由の中にあった「口元を見られたくない」、「口臭が気になる」を改善していく方法をまとめます。
口元を見られたくない
口元を見られたくない理由は、次のようなものがあります。
❑ 歯並びが悪い。
❑ 歯が抜けている。
❑ 歯が黄ばんでいる。
❑ 唇の血色が悪い。
❑ 唇が乾燥している。
❑ ヒゲが濃い。もしくは剃るのが面倒。
❑ メイクするのが面倒。
この記事では、上の3つの改善方法を記載します。
歯並びが悪い
歯並びが悪い場合、解決する方法は矯正となります。
矯正とは、アゴや歯に力を加え、歯並びを整えることで、噛み合わせを改善することです。
今では矯正にも色々種類があります。
❑ マウスピース矯正
❑ ワイヤー矯正
❑ インプラント矯正
他にも上記を組み合わせたハーフリンガル矯正やコンビネーション矯正などもあります。
マウスピース矯正
透明なマウスピースをお口にはめることで歯並びを改善する方法です。
❑ 目立ちにくい。
❑ 取り外しが簡単。
❑ 通院回数が少ない。
❑ 金属アレルギーでも使用可能。
❑ 長時間の装着が必要。
❑ 改善が難しい歯並びには向かない。
❑ どれだけ装着してるかで効果が変わる。
ワイヤー矯正
ブラケットという器具を歯に装着し、ワイヤーを通して歯並びを改善する方法です。
❑ さまざまな歯並びに対応できる。
❑ 通院回数が多い。
❑ 目立ちやすい。
❑ 食事や歯磨きがしづらい。
❑ 金属アレルギーでは使用できない。
ただ、上の写真のようにホワイトワイヤーや裏側矯正といった目立ちづらくする方法もあります。
インプラント矯正
歯科矯正用アンカースクリューというネジを埋め込むことによって、歯並びを改善する方法です。
❑ 治療期間が短い可能性が高い。
❑ 抜歯が必要なケースを避けれる。
❑ ワイヤー矯正ほど目立たない。
❑ ネジが安定しないことがある。
❑ 歯根吸収する可能性がある。
歯が抜けている
歯がなくなってしまった場合の対処法は、大きく分けて3つあります。
ブリッジ
ブリッジは、なくなった歯の両どなりの歯を削って土台とし、3〜4本連なった歯をかぶせ物ではめるという方法です。
❑ 3種の中で比較的に安価。
❑ 入れ歯と異なり、安定感がある。
❑ なくなった歯の両どなりを削るため、健康な歯も少なくなる。
❑ 土台として削った歯は、通常よりも負荷がかかりやすい。
❑ 隙間をしっかりとケアしないと、そこから虫歯など進行しやすい。
入れ歯
1番知名度が高いのが入れ歯ではないでしょうか?
入れ歯も総入れ歯と部分入れ歯に分けることができます。
総入れ歯が、全ての歯がない場合にはめるタイプ。
部分入れ歯が、部分的に歯が抜けている箇所にはめるタイプとなります。
部分入れ歯 | 総入れ歯 |
そのため、3本以上連続して歯がない場合は、入れ歯が適しています。
❑ つけ外しができる。
❑ 複数の歯を補える。
❑ 3種の中で比較的に安価。
❑ 部分入れ歯をはめ込む両どなりの歯は、通常よりも負荷がかかりやすい。
❑ 歯茎の変化などで、緩くなったり、キツくなったりする。
❑ 定期的にお手入れとメンテナンスが必要。
インプラント
3つめがインプラントとなります。
インプラントは、歯を失った箇所にチタン製の人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上にかぶせ物をつけます。
❑ 義歯をしっかり固定することができる。
→物が噛みやすい。
❑ 天然の歯とほぼ同じ見た目にできる。
❑ ケアが歯磨きで良い。
❑ 他の歯に負荷がかからない。
義歯がしっかり固定されていることで、違和感なく噛むことができ、食事がしやすいです。
また、歯があると話しやすいため、滑舌や咀嚼機能の低下を防げます。
また、天然の歯に近いため、周りの目が気になりにくいです。
入れ歯やブリッジですと、金具部分がみえたり、色味が不自然だったりします。
ケアにつきましても、通常のブラッシングを行っていれば問題ない点も嬉しいですね。
さらに、入れ歯やブリッジですと隣接した歯に負荷がかかりやすいですが、インプラントはその心配がありません。
❑ 基本的には保険適用外のため、高価(数十万円)。
❑ 治療期間が長く、メンテナンスも必要。
インプラントは健康保険が適用されないため、全額支払う必要があります。
事前にカウンセリングを受ければ、どのくらいの費用がかかるのか分かります。
ただ、医療費控除の対象となりますので、確定申告を忘れずに行いましょう。
また、治療期間につきましても、4〜6ヶ月ほどかかると言われています。
術後は施術箇所周辺に炎症が起きる可能性もありますので、定期的にメンテナンスを行う必要があります。
歯が黄ばんでいる
歯が着色する原因は、汚れの蓄積と加齢による影響があります。
汚れの蓄積
歯が着色するのは、歯の表面に汚れが蓄積することにあります。
唾液に含まれるペリクル(たんぱく質)と絡みつきますと歯の表面に沈着するとも言われております。
汚れの蓄積は、上手にケアすることで防ぐことができます。
汚れの蓄積として代表的なものは、次の2つです。
❑ ポリフェノールを多く含む食品。
❑ タバコのヤニ
ポリフェノールを多く含む食品は、カレー、チョコレート、コーヒー、紅茶、赤ワインなどがあり、歯医者のホワイトニングを行ったあとは避けるよう指示があります。
加齢による影響
歯は、内側が象牙質、外側がエナメル質という構造になっており、内側の象牙質は黄色っぽい色をしております。
歳を重ねると象牙質の色が濃くなったり、エナメル質が薄くなることで黄色っぽく見えてきます。
加齢による影響は、セルフケアでは改善できませんが、歯医者のホワイトニングなどで改善することができます。
口臭が気になる
口臭の原因は様々あり、原因を解決することでニオイを改善することができます。
口臭の原因は次のようになります。
- 糖尿病。
- 歯周病。
- 鼻や喉の病気。
- ホルモンバランスの変化。
- ストレス。
- 口腔内に汚れが残ってる。
- 臭いがキツイものを食べた。
- 口臭の原因となる細菌が多い。
- 口が乾燥している。
オーラルケアで改善できるのは、歯周病、口腔内の汚れ、口臭の原因となる細菌、お口の乾燥ですね!
歯周病をケアしたいのであれば、下記の成分がおすすめです。
対策 | 成分 |
---|---|
歯周病菌を殺菌 | 塩化セチルピリジニウム 塩酸クロルヘキシジン イソプロピルメチルフェノール ラウロイルサルコシンナトリウム ヒノキチオール ラウリル硫酸ナトリウムなどの界面活性剤 |
出血を抑える | トラネキサム酸 ε-アミノカプロン酸 |
炎症を抑える | グリチルリチン酸ジカリウム β-グリチルレチン酸 アズレンスルホン酸ナトリウム |
歯ぐきの血行促進 | トコフェロール酢酸エステル 塩化ナトリウム |
歯ぐき組織を修復 | アラントイン 塩酸ピリドキシン |
汚れを落とす | 炭酸水素ナトリウム ポリリン酸ナトリウム ピロリン酸ナトリウム メタリン酸ナトリウム |
汚れを落とすのであれば、フロスや舌クリーナーの使用。
細菌は殺菌効果のある次の成分が入った歯磨き粉や洗口液を使用するのがおすすめです。
❑ 塩化セチルピリジニウム
❑ 塩酸クロルヘキシジン
❑ イソプロピルメチルフェノール
❑ ラウロイルサルコシンナトリウム
❑ ヒノキチオール
❑ ラウリル硫酸ナトリウムなどの界面活性剤
口臭ケアにおすすめの製品や対策は下記の記事にまとめています!
どうでしたか?気になる箇所をケアして脱マスクをしましょう!