アクアフレッシュ 人気商品を元オーラルケア製品開発者が解析！

精製水：いわゆる水ですね。医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良いんです。

ソルビット液：化粧品でよく使われているソルビトール。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

濃グリセリン：化粧品でよく使われているグリセリン。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

ポリエチレングリコール400：タバコのやに除去をパッケージに記載できます。実際には、あまりやに除去の効果はありません。

含水ケイ酸：無水ケイ酸と比較して、水分を若干含むシリカとなります。無水ケイ酸と異なり、増粘性はそこまで高くありません。アクアフレッシュには2種類配合されており、こちらは研磨性が高い含水ケイ酸となります。

含水ケイ酸：無水ケイ酸と比較して、水分を若干含むシリカとなります。無水ケイ酸と異なり、増粘性はそこまで高くありません。アクアフレッシュには2種類配合されており、こちらは研磨性が低い含水ケイ酸となります。

キサンタンガム：とうもろこしや大豆を栄養分とし、発酵の過程でできた粘度を上げる原料です。食品添加物としても使用ができる成分です。

カラギーナン：海藻由来の粘度を出す成分です。力を加えますと伸びやすく、放置すると粘性が回復する特徴があります。

ラウリル硫酸ナトリウム：アニオン性界面活性剤で、泡立ちが良い成分です。ただし、刺激性があるため、刺激を感じるようであれば避けましょう。

香料：歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、アクアフレッシュでは「クリアミント」、「やわらかミント」の2種類があります。

サッカリンナトリウム：合成甘味料で、ごく少量で甘みを出す事が出来ます。昔は発がん性を疑われてましたが、完全に否定されています。

酸化チタン：原料自体が白色で、少量入れただけでも、歯磨き粉を白くします。そのため、色の変色を抑えることから、安定剤と言われています。ストライプの白色の部分のみに配合されています。

赤色226号：歯磨き粉に使用可能な赤い色素となります。歯磨き粉の特徴的な色の要素です。ストライプの赤色の部分のみに配合されています。

青色1号：歯磨き粉に配合できる青色の色素です。水溶性の色素で、青系、緑系の歯磨き粉に入っている可能性が高い成分です。ストライプの青色の部分のみに配合されています。

フッ化ナトリウム：数ある成分の中でも、虫歯に対する予防効果がかなり高い成分です。アクアフレッシュでは、おそらく900ppm前後と高濃度フッ素ではありません。

塩化セチルピリジニウム：カチオン系（プラスの電荷を帯びたもの）の界面活性剤で、菌の表面構造を壊すことで殺菌します。そこから、歯周病、口臭の予防に効果があります。