口臭予防 スミガキ マウスリンスを徹底解析!どんな人におすすめ?

こんにちは!元オーラルケア製品開発者のしーか先生です!!

みなさんはスミガキ マウスリンスという洗口液を知っていますか??

スミガキ マウスリンスは、スミガキという炭を配合したオーラルケア製品シリーズの洗口液となります。

炭は脱臭炭という製品があるように、ニオイを吸収してくれる効果があります。

私が知っている範囲では、炭が配合された洗口液はこのスミガキ マウスリンスのみとなります。

そんなサッと口臭ケアができるスミガキ マウスリンスの成分や特徴、どんな人におすすめかまとめました。

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スミガキ マウスリンスとは

スミガキ マウスリンスは、小林製薬株式会社が販売している「炭による口臭予防を特徴としたスミガキシリーズの洗口液」となります。

炭は小さな穴が無数に空いており、そこにニオイを吸着させます。

そのため、炭はさまざまなニオイを取る製品に使われています。

歯磨き粉でも炭を配合した製品はいくつかありますが、洗口液で炭を配合した製品はほとんどないと思います。

そんなスミガキ マウスリンスはクリアシトラスミントタイプで、スッキリとした中にもシトラスの甘さがある風味となってます。

刺激はありませんが、メントールによる清涼感も感じられます。

スミガキ マウスリンスの成分解説

それではそれぞれの成分を見ていきましょう!

基剤

水:医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良いんです。

湿潤剤

ソルビトール:若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

溶剤

PG:プロピレングリコールの略称で、化粧品にも良く使われる成分です。粘性のある液体で、水より水分が蒸散しにくく、歯磨き粉の潤いを保ちます。ただ、糸引きや苦味が出る可能性もあります。

可溶化剤

PEG-60水添ヒマシ油:ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油のことで、歯磨き粉で可溶化(油と水をなじませる)するために、よく配合される成分です。可溶化の性能がよく、油の分離を抑えてくれます。

pH調整剤

クエン酸Na:製剤のpHを調整するための原料で、クエン酸ナトリウム自体はpH8付近と、中性〜弱アルカリ性になります。

クエン酸:製剤のpHを調整するための原料で、クエン酸自体はpH2.3と酸性です。クエン酸ナトリウムと同時配合する場合、製剤のpHは6付近のことが多いです。

着香剤

香料:歯磨き粉や洗口液では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、スミガキ マウスリンスでは「クリアシトラスミント」が使われてます。

清涼剤

メントール:冷涼感のある成分で、1%まで配合できます。量が増えるほど辛くなります。

甘味料

サッカリンNa:合成甘味料で、ごく少量で甘みを出す事が出来ます。昔は発がん性を疑われてましたが、完全に否定されています。

吸着剤

炭:スミガキ マウスリンスの特徴成分で、その微細な穴から臭いを吸着してくれます。歯に色が移ることもありません。

防腐剤

メチルパラベン:パラオキシ安息香酸メチルのことで、総称してパラベンと呼ばれます。歯磨き粉は、2次汚染と言って歯ブラシにつける時、菌が移って増える可能性があります。このパラベンは、その2次汚染を抑えてくれます。少量で菌の増殖を抑えてくれるため、開発者としては入れたい成分となります。

プロピルパラベン:パラオキシ安息香酸プロピルのことで、総称してパラベンと呼ばれます。メチルパラベンとは構造が若干異なります。

スミガキ マウスリンスの特徴

スミガキ マウスリンスの特徴は、他の洗口液にはない炭を配合していることです。

炭の消臭効果は色々な分野で証明されています。

洗口液はサッとケアができますので、口臭が気になるときにすぐ使えるのが良いですね!

スミガキ マウスリンスは、次のようなかたにおすすめです。

❑ サッと口臭ケアをしたい。

❑ お口の中をサッパリさせたい。

❑ 刺激の少ない洗口液を使いたい。