口臭ケアスプレー 薬用オーラクリスター・ゼロを徹底解析!

こんにちは!元オーラルケア製品開発者のしーか先生です!!

みなさんは薬用オーラクリスター・ゼロという口臭ケアスプレーを知っていますか??

マスクをして口臭が気になるという人が増えてきたなか、お口の中を殺菌してニオイの発生を防ぐスプレーが出ました。

このスプレーには、塩化セチルピリジニウムとシメン-5-オールという2種の殺菌成分を配合しています。

口臭の原因の1つとして菌による影響があり、それを解決するのに適したスプレーとなります。

この記事では、そんな薬用オーラクリスター・ゼロの成分や特徴、どんな人におすすめかまとめています。

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薬用オーラルクリスター・ゼロ 40代~向け
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薬用オーラクリスター・ゼロとは

薬用オーラクリスター・ゼロは、口臭ケアのために開発されたスプレーで、2種の殺菌成分を配合しております。

1つ目が塩化セチルピリジニウムで、塩化セチルピリジニウム自体がカチオン(プラスの電荷を帯びている)で、菌の表面はアニオン(マイナスの電荷を帯びている)となっています。

そのため、静電気的に引き寄せ菌の表面を破壊することで殺菌します。

2つ目がシメン-5-オールで、イソプロピルメチルフェノールとも呼ばれます。

シメン-5-オールは、殺菌効果が幅広く、色々な菌を殺菌します。

また、プラーク(歯垢)内に浸透し殺菌するため、隅々まで殺菌することができます。

茶エキスも配合しており、お茶に含まれるエピガロカテキンガレートも殺菌効果があり、殺菌に特化した製品といえます。

口臭の原因はさまざまありますが、代表的なものとして菌による影響があります。

その中に揮発性硫黄化合物と呼ばれるものがあります。

硫化水素、ジメチルサルファイド、メチルメルカプタンなどが該当し、その名の通り揮発する硫黄を構造に含んだ化合物となります。

硫黄といえば温泉や卵の香りを思いつく人も多いのではないでしょうか?

構造上に硫黄を含むと特有の香りがすることが多く、揮発性硫黄化合物は生ゴミや腐った卵によく例えられます。

お口からそのようなニオイが出たらキツいですよね??

この薬用オーラクリスター・ゼロは、その揮発性硫黄化合物の原因となる菌を殺菌することができるのです。

香りは爽やかなミントで、エタノールがそこそこ入っていますので少し辛みはありますが、サッパリとします。

薬用オーラクリスター・ゼロの成分解説

それではそれぞれの成分を見ていきましょう!

湿潤剤

ソルビット液:化粧品でよく使われているソルビトール。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

茶エキス-1:チャノキの葉から得られるエキスで、茶エキス-1は緑茶を指します。お茶に含まれるカテキン系の成分は、口臭の予防に効果的です。

レモンエキス:レモン果汁を濃縮し得られるエキスで、収れん(引きしめ)作用があります。

ウーロン茶エキス:チャノキの葉から得られるエキスで、茶エキスと同様の口臭予防効果があります。

ポップエキス:ポップというビールの香味付けとして使われており、口当たりがさわやかです。

ドクダミエキス:ドクダミの草から得られるエキスで、、消臭効果が期待できます。

トウキエキス-1:トウキの根から得られるエキスで、保湿や血行促進効果が期待できます。

ワレモコウエキス:ワレモコウの根茎から得られるエキスで、消臭効果が期待できます。

BG:1,3-ブチレングリコールのことで、化粧品にも使われている成分です。若干のとろみがあり、製剤に潤いを与えます。少し苦味があります。

清涼剤

エタノール:よくアルコールと呼ばれるのが、このエタノールです。配合量が多いとお酒っぽい味がします。さっぱり感を出したり、水に溶けなく、油に溶けるものを溶解する時に使います。

無水エタノール:エタノールは大体数%の水を含みますが、この無水エタノールは1%以下しか水を含みません。

メントール:冷涼感のある成分で、1%まで配合できます。量が増えるほど辛くなります。

甘味剤

キシリトール:ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

ステビアエキス:自然由来の甘味料で、後に残る甘さがあります。少量でかなりの甘さが出ます。界面活性剤の後に残る苦味をマスキングする際に便利です。

可溶剤

POE・POPデシルテトラデシルエーテル:ノニオン性の界面活性剤で、可溶化(油と水を混ざるようにする)効果があります。

pH調整剤

無水クエン酸:製剤のpHを調整するための原料で、クエン酸自体はpH2.3と酸性です。クエン酸ナトリウムと同時配合する場合、製剤のpHは6付近のことが多いです。

クエン酸ナトリウム:製剤のpHを調整するための原料で、クエン酸ナトリウム自体はpH8付近と、中性〜弱アルカリ性になります。

薬用成分

アラントイン:抗炎症効果や歯茎のひきしめ効果があり、歯周病に有効的です。

セチルピリジニウムクロリド:塩化セチルピリジニウムのことで、カチオン系(プラスの電荷を帯びたもの)の界面活性剤となります。菌の表面構造を壊すことで殺菌することで、歯周病、口臭の予防に効果があります。

シメン-5-オール:イソプロピルメチルフェノールのことで、殺菌効果があり、細菌・酵母・カビといった広範囲に殺菌効果があります。

着香剤

香料:歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、薬用オーラクリスター・ゼロでは「ミント」が使われています。

保存剤

メチルパラベン:パラオキシ安息香酸エステルの一種で、パラオキシ安息香酸メチルやエチルなどをまとめてパラベンと言います。パラベンは、少量で菌の増殖を抑えてくれるため、開発者としては入れたい成分となります。

着色剤

カラメル:水と糖を加熱することにより得られる褐色の成分で、歯磨き粉では着色剤として配合できます。法定色素より色つきは悪いため、量を少し多めに配合します。

洗浄助剤

リリン酸ナトリウム:歯表面の汚れをキレート作用で落とし、歯をコーティングし、汚れをつきにくくします。美白効果を得たい場合は、必須の成分となります。ただ、この製品にはわずかにしか配合されていないため、美白効果は期待できません。

薬用オーラクリスター・ゼロの特徴

薬用オーラクリスター・ゼロの特徴は、2種の殺菌剤による殺菌にあります。

菌はニオイだけでなく、歯周病や虫歯の原因でもあります。

そのため、定期的にサッとお口をケアすることができれば、口臭、歯周病、虫歯の予防がしっかりとできます。

ただ、口臭の原因が菌によるものではない場合、効果はうすくなります。

菌以外の口臭の原因は、お口の中の汚れや歯周病がメインとなります。

そのため、汚れ落ちの良い歯磨き粉や歯周病ケア歯磨き粉を使うとともに、歯医者でケアすることも重要です。

薬用オーラクリスター・ゼロは次のようなかたにおすすめです。

❑ サッと口臭ケアをしたい。

❑ お口を清潔な状態に保ち歯周病、虫歯のリスクを減らしたい。

❑ 飲食のあとお口の中をサッパリさせたい。

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