ルシェロ 歯みがきペーストホワイトを徹底解析！どんな人におすすめ？

炭酸カルシウム（Lime粒子）：ルシェロ 歯みがきペーストホワイトの特徴成分で、一般的な炭酸カルシウムと比較して、粒形や硬度で選定した炭酸カルシウムとなります。炭酸カルシウムは、昔から清掃剤や基剤としてよく使われてきた成分で、物理的に汚れを落とせますが、使用感が粉っぽくなりやすいです。

精製水：いわゆる水ですね。医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良いんです。

濃グリセリン：化粧品でよく使われているグリセリン。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

ポリエチレングリコール400：タバコのやに除去をパッケージに記載できます。実際には、あまりやに除去の効果はありません。

モノフルオロリン酸ナトリウム：数ある成分の中でも、虫歯に対する予防効果がかなり高い成分です。フッ化ナトリウムと異なるフッ素で、フッ化ナトリウムより深いところまで作用するとも言われています。ルシェロ 歯みがきペーストホワイトには、950ppm配合されており、高濃度ではありません。

キシリトール：ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

カルボキシメチルセルロースナトリウム：アニオン系の粘結剤で、キサンタンガムやカラギーナンなどと比べると安価な粘結剤です。グレードによって、製剤の硬さや色に影響があります。

香料：歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、ルシェロ 歯みがきペーストホワイトでは「ピュアミント」が使われてます。

リン酸水素ニナトリウム：pH調整剤として配合されるリン酸系の化合物で、pHは8～11の間とされていますが、歯磨き粉に使用されるものは9付近となります。

水酸化ナトリウム：pH12～14くらいの強アルカリ性の原料です。製剤のpHを上げる役割があります。

ヒドロキシエチルセルロース：ノニオン性の粘結剤で、他成分の影響を受けにくい粘結剤となります。そのため他の粘結剤と比較して、塩に強かったり、温度の影響を受けづらかったりします。

無水ケイ酸：保水力の高いシリカで、水分を保持することにより、歯磨き粉を固める事ができます。

パラベン：パラオキシ安息香酸エステルの略称で、パラオキシ安息香酸メチルやエチルなどをまとめて言います。歯磨き粉は、2次汚染と言って歯ブラシにつける時、菌が移って増える可能性があります。このパラベンは、その2次汚染を抑えてくれます。少量で菌の増殖を抑えてくれるため、開発者としては入れたい成分となります。