MARVIS ホワイト・ミントを徹底解析!どんな人におすすめ?

こんにちは!元オーラルケア製品開発者のしーか先生です!!

みなさんはMARVIS ホワイト・ミントという歯磨き粉を知っていますか??

パッケージがオシャレでとても人気のある製品です。

また、パッケージだけでなく、その美白効果から世界中で人気のある歯磨き粉となっております。

この記事では、人気のMARVISシリーズの中でもホワイトニング効果のあるMARVIS ホワイト・ミントについて、成分から特徴までまとめております。

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MARVIS ホワイト・ミントとは

MARVIS ホワイト・ミントは、MARVISシリーズで1番人気のあるホワイトニング向け歯磨き粉です。

MARVISシリーズは、イタリアのフィレンツェで誕生し国内だけでなく世界各国で人気の製品となっています。

人気の理由がオシャレなパッケージや豊富なフレーバーにあります。

使用感も好きなかたが多いためここまで売れているのでしょう。

フレーバー一覧

❑ ジャスミン・ミント

❑ ホワイト・ミント

❑ アクアティック・ミント

❑ クラシック ストロング・ミント

❑ シナモン・ミント

❑ ジンジャー・ミント

❑ リコラス・ミント

どの味が良いか分からないかたは、フレーバーコレクションというミニサイズがすべて入ったものもあります。

歯磨き粉の成分ベースは一緒ですが、少しずつ成分が異なります。

しかし、ホワイトニング特化の歯磨き粉はホワイト・ミントだけです。

MARVIS ホワイト・ミントの成分解説

それではそれぞれの成分を見ていきましょう!

※化粧品表示名称になってます。

湿潤剤

グリセリン:化粧品でよく使われているグリセリン。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

清掃剤

シリカ:増粘性はそこまで高くありませんが、汚れを物理的に落とすことができます。シリカはグレードによって、増粘効果があるものと清掃効果があるものに分かれます。

増量剤

水:医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良い成分です。

結合剤

PEG-32:ポリエチレングリコール1540の略称で、保水効果が高く、離水(分離)防止にも役立ちます。平均分子量が1540のため、こういう名称になっています。

緩衝剤

ピロリン酸4 Na:ポリリン酸ナトリウムやメタリン酸ナトリウムと同様に、汚れを浮かせて落とす効果と汚れをつきにくくする効果があります。この歯磨き粉に美白効果があるのは、この成分の効果が大きいと言えます。

香味剤

香料:歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、MARVIS ホワイト・ミントでは「ホワイト・ミント」が使われてます。

結合剤

セルロースガム:カルボキシメチルセルロースナトリウムの化粧品表示名称で、アニオン系の粘結剤となります。キサンタンガムやカラギーナンなどと比べると安価な粘結剤です。グレードによって、製剤の硬さや色に影響があります。

香味剤

キシリトール:ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

不透明化剤

酸化チタン:原料自体が白色で、少量入れただけでも、歯磨き粉を白くします。そのため、色の変色を抑えることから、安定剤と言われています。

発泡剤

ラウリル硫酸Na:アニオン性界面活性剤で、泡立ちが良い成分です。ただし、刺激性があるため、刺激を感じるようであれば避けましょう。

香味剤

サッカリンNa:合成甘味料で、ごく少量で甘みを出す事が出来ます。昔は発がん性を疑われてましたが、完全に否定されています。

リモネン:柑橘類に含まれる代表的な成分で、レモンの香りがする成分です。

オイゲノール:クローブなどの精油に含まれる成分で、すーっとしたスパイシーな香りがする成分です。

ベンジルアルコール:かすかな香りと焼けるような味がし、溶剤として使用することが多い成分です。

MARVIS ホワイト・ミントの特徴

MARVIS ホワイト・ミントの特徴は、ピロリン酸4 Naによる高い美白効果にあります。

恐らくですが、使用した感じですとシリカにつきましても汚れ落ちの良いものを使っています。

そのため、他のMARVISシリーズでは同じような美白効果は得られないでしょう。

ただ、虫歯や口臭、歯周病、知覚過敏に対する効果はあまりありません。

そのため、とにかく美白効果が高い歯磨き粉を使いたいかたにおすすめの歯磨き粉となります。