歯磨き粉オーラパールプラスを徹底解析!どんな人におすすめ?

こんにちは!元オーラルケア製品開発者のしーか先生です!!

みなさんはオーラパールプラスという歯磨き粉を知っていますか??

薬用ハイドロキシアパタイトという、歯の主成分と同じものを有効成分として配合した歯磨き粉となります。

薬用ハイドロキシアパタイトは、歯垢(歯に付着した汚れ)を落とすうえに、歯のミクロな傷を修復することができます。

歯に傷があると光の反射の影響で、暗くみえたりもします。

そのため、美白ケアとして有効的な成分が薬用ハイドロキシアパタイトとなります。

オーラパールプラスは、そんな薬用ハイドロキシアパタイトを配合している他、歯周病、口臭、虫歯、さらには知覚過敏まで予防できるトータルケア歯磨き粉となります。

この記事では、そんなオーラパールプラスの成分や特徴をまとめています。

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オーラパールプラスとは

オーラパールプラスは、全薬工業株式会社が発売している美白ケアをメインにしつつも、歯周病、口臭、虫歯、知覚過敏もトータルにケアできる歯磨き粉となります。

有効成分として薬用ハイドロキシアパタイトを配合しており、歯垢除去効果、歯の修復効果が期待できる数少ない歯磨き粉となります。

歯の表面をエナメル質と言いますが、エナメル質の97%はこのハイドロキシアパタイトで構成されています。

そのため、薬用ハイドロキシアパタイトは傷を埋めて、修復することができます。

そんなオーラパールシリーズは、次のようなラインナップとなります。

❑ オーラパール 歯みがき剤

❑ オーラパールプラス 歯みがき剤

❑ オーラパール 洗口液

❑ オーラパール マウススプレー

❑ オーラパール イオンケア歯ブラシ

オーラパールプラスは、オーラパールに光沢剤や美白に関連する有効成分を新たに配合しております。

硝酸カリウムを追加し、知覚過敏までケアできるようにもなってますね!

オーラパールプラスの成分解説

それではそれぞれの成分を見ていきましょう!

溶剤

精製水:いわゆる水ですね。医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良いんです。

有効成分

薬用ハイドロキシアパタイト:この歯磨き粉の特徴成分で、「歯垢の吸着除去」「 歯表面のミクロの傷の充てん」「 表面下脱灰部(初期虫歯)の再石灰化」が期待できます。歯の表面のエナメル質の97%はこの成分のため、傷や虫歯の補填が可能です。

塩化ナトリウム:いわゆる塩です。この歯磨き粉の特徴的な味の1つで、有効成分の場合、5%以上配合されていることになります。歯茎の血行を促進する効果が期待できます。

硝酸カリウム:知覚過敏予防の成分となります。神経を鈍麻(感じにくくする)して、刺激を感じにくくすることで、歯がしみるのを防ぐことができます。

ゼオライト:その構造から、臭いなどを吸着してくれる成分となります。そのため、口臭予防の効果が期待できます。

ポリエチレングリコール400:PEG-8とも呼ばれ、タバコのやに除去をパッケージに記載できます。実際には、あまりやに除去の効果はありません。

グリチルリチン酸:グリチルリチン酸ジカリウムのことで、カンゾウ(甘草)に含まれる成分です。炎症を抑える効果があり、歯周病に対して有効的な成分です。

トラネキサム酸:パッケージに「歯茎の出血を防ぐ」と記載できる唯一の成分です。ただ、構造が似ているε-アミノカプロン酸も同じような効果が期待できます。化粧品にも使われる成分ですね。

塩化セチルピリジニウム:カチオン系(プラスの電荷を帯びたもの)の界面活性剤で、菌の表面構造を壊すことで殺菌します。そこから、歯周病、口臭の予防に効果があります。

イソプロピルメチルフェノール:殺菌効果のある成分で、細菌・酵母・カビといった広範囲に殺菌効果があります。また、歯垢の中まで浸透し、殺菌することもできます。

潤滑剤

濃グリセリン:化粧品でよく使われているグリセリン。若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

基材

含水ケイ酸:保水力の高いシリカで、水分を保持することにより、歯磨き粉を固める事ができます。

無水ケイ酸:保水力の高いシリカで、水分を保持することにより、歯磨き粉を固める事ができます。

甘味剤

キシリトール:ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

可溶剤

グリセリン脂肪酸エステル:マーガリンの水滴分離を防ぐのにも使われている乳化剤です。実際、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油などと比べて可溶化効果は低く、かなり粘り気のある液体です。

ラウロマクロゴール:ノニオン性の界面活性剤で、可溶化(水と油が混ざるようにする)効果があります。

粘結剤

カルボキシメチルセルロースナトリウム:アニオン系の粘結剤で、キサンタンガムやカラギーナンなどと比べると安価な粘結剤です。グレードによって、製剤の硬さや色に影響があります。

香味剤

香料:歯磨き粉では、1%まで配合できる香りづけする成分です。様々な香りがあり、オーラパールプラスでは「マリンミント」などとなります。

安定剤

酸化チタン:原料自体が白色で、少量入れただけでも、歯磨き粉を白くします。そのため、色の変色を抑えることから、安定剤と言われています。

矯味剤

チャ乾留液:チャノキから乾留(加熱して揮発したものを冷却して採取)して得られた液体で、口臭抑制効果が期待できます。

L-アスパラギン酸:タンパク質を構成するアミノ酸の1つで、旨みがあります。唾液を促進する働きもあります。

L-セリン:アミノ酸の1つで、牛乳や大豆に多く含まれています。潤いを保つ効果などが知られています。

清涼剤

l-メントール:冷涼感のある成分で、1%まで配合できます。量が増えるほど辛くなります。

光沢剤

加水分解コンキオリン液:アコヤガイという貝の真珠層に含まれるコンキオリンというものからできた液体です。アミノ酸を豊富に含み、化粧品では髪の毛のツヤ向上といったデータがあります。

発泡剤

ラウロイルメチルタウリンナトリウム:アニオン性界面活性剤で、よく泡立つ成分です。

オーラパールプラスの特徴

オーラパールプラスの特徴は、美白ケアに最適な薬用ハイドロキシアパタイトが配合されていること。

歯周病、口臭、虫歯、知覚過敏をトータルにケアできることです。

塩化ナトリウム(塩)が5%以上配合されているため、苦手なかたもいるかもしれません。

また、高濃度フッ素配合の歯磨き粉と比較しますと、若干虫歯ケアが劣る可能性はあります。

ただ、その2点を除けばこの歯磨き粉1本であらゆるお口のトラブルを予防できます。

歯 周 病虫  歯口  臭美  白知覚過敏

そのため、オーラパールプラスは次のかたにおすすめです。

❑ 美白ケア(ホワイトニング)をメインに、他のトラブルも予防したい。

❑ 歯がしみる。

❑ 歯茎からよく血が出る。

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