口臭予防歯みがき デンティスを徹底解析！どんな人におすすめ？

ソルビトール：若干粘性のある液体で、甘みがあります。水と違って揮発しにくいため、歯磨き粉の潤いを保ちます。

シリカ：増粘性はそこまで高くありませんが、汚れを物理的に落とすことができます。シリカはグレードによって、増粘効果があるものと清掃効果があるものに分かれます。

水：医薬部外品では、精製水という成分名になります。実はこの精製水は、配合していても表示しなくて良いんです。

ラウリル硫酸Na：アニオン性界面活性剤で、泡立ちが良い成分です。ただし、刺激性があるため、刺激を感じるようであれば避けましょう。

キシリトール：ガムで有名な歯に良い甘味剤ですね。甘み自体はそこまでなく、イメージを良くするために配合することがあります。

メントール：冷涼感のある成分で、1%まで配合できます。量が増えるほど辛くなります。

セイヨウハッカ油：いわゆるペパーミントで、ウォーターミントとスペアミントの交雑種となります。デンティスの味のメインとなる成分です。

サッカリンNa：合成甘味料で、ごく少量で甘みを出す事が出来ます。昔は発がん性を疑われてましたが、完全に否定されています。

青1：歯磨き粉に配合できる青色の色素です。水溶性の色素で、青系、緑系の歯磨き粉に入っている可能性が高い成分です。

黄4：歯磨き粉に使用可能な黄色の色素となります。歯磨き粉の特徴的な色の要素です。

安息香酸Na：水溶性の成分であり、菌の増殖を抑制します。パラベン等と比較して刺激も少ないと言われています。

メチルパラベン：パラオキシ安息香酸メチルのことで、パラオキシ安息香酸メチルやエチルなどをまとめてパラベンと言います。歯磨き粉は、2次汚染と言って歯ブラシにつける時、菌が移って増える可能性があります。このパラベンは、その2次汚染を抑えてくれます。少量で菌の増殖を抑えてくれるため、開発者としては入れたい成分となります。

シクロデキストリン：環状構造をしたオリゴ糖で、歯磨き粉ではその環状構造から臭いの原因の吸着効果が期待できます。

アスコルビン酸：いわゆるビタミンCで、歯茎の組織の再生を助け、歯周病に効果があります。

ユーカリ葉油：ユーカリの葉から得られたエキスです。

チョウジ花油：チョウジのつぼみから得られる精油で、グローブとも呼ばれます。特徴的な香りがあり、防腐効果もあります。

ミルラエキス：モツヤクジュという木の樹皮から得られるエキスで、甘くスパイシーな香りがあります。

ラタニアエキス：クラメリアトリアンドラという低木の根から得られたエキスで、タンニンを多く含み、引きしめ・抗菌・止血・抗炎症効果があります。

セージ葉エキス：セージの葉から得られたエキスです。

カミツレ花エキス：ジャーマンカモミールの花から得られたエキスです。

ウイキョウ果実エキス：ウイキョウの実から得られたエキスで、抗菌効果などがあります。

アセンヤクノキエキス：アセンヤクノキから得られたエキスで、こちらも多くのタンニンを含みます。

アニス果実エキス：アニスの乾燥果実から得られたエキスで、スパイシーな香りがします。

カンゾウ根エキス：カンゾウの根から得られるエキスで、主成分が有効成分でもあるグリチルリチン酸となっており、抗炎症効果が期待できます。

カシア樹皮エキス：カシアという木の樹皮から得られたエキスで、抗菌効果があります。ただ、エキス系は少量では効果が少ないです。歯磨き粉では、効果はあまりなく、イメージ原料として配合することがほとんどです。